ONE HUNDRED
MEMORIEs
百人の百年の思い出
No.018
ストリート編集室 代表
青木 正一
原宿は世界から見てもファッションの街です。
若者たちがファッションを求めて原宿に集まり、その若者たちのファッションを見に世界中から人々が集まります。
そして原宿ファッションは世界のファッションに大きな影響を与えています。
それは原宿にブティックがたくさん集まっているからではありません。
原宿に集まってくる若者たちのファッション自体に価値があり、街を構成しています。
若者たち自身が店舗を作ったり、ブランドを作ったりと、原宿ドリームも存在します。
供給側と需要側の境界が溶け合って、独特な街のオーラを作り出しています。
この様な空間は世界のどこにもないです。
重要なことは、原宿は繊細な存在だということです。
乱暴に扱うとそのオーラは消えてしまいます。
影響力のある大人は、常にそのことを意識する必要があると思います。