ONE HUNDRED
MEMORIEs

百人の百年の思い出

No.036

増田 セバスチャン

アーティスト

増田 セバスチャン

僕にとって原宿は、ずっと「スペシャル」な場所です。

ホコ天に憧れた10代の頃、原宿に来ると自分と趣味のあう人がいる。
居場所がある。インターネットが無い時代に、原宿という街は
コミュニティとして存在していました。

20代で表現活動を始めた頃、業界で異端視されていた僕の作品を
「面白い!」と受け入れてくれたのも、90年代の原宿。
僕を含めた若い新しい才能が、家賃が安かった裏道に小さいながらも
表現をできるような店を持ち、そのエリアは後に「裏原」と呼ばれる
ようになりました。

唯一無二の自由で新しい文化が生まれる空気感は、インターネットや
SNSとリンクして世界に飛び火し、今や世界中に多くのHARAJUKUが
生まれています。

原宿表参道百年祭。
僕が作った「6%DOKIDOKI」も25周年を迎えました。

もう100年経って誰もいなくなった時も、原宿表参道が常に次世代に
とってのスペシャルな場所であり続けることを願っています。

Photo: GION